続きを読みたい!この人の文章を読みたい!など、魅力的な小説ってありますよね。
魅力的な小説ほど文章や表現方法が凝っています。何回も読み返しては、言葉の深みが味わえるので頑張って読みたくなるものです。
きっと作者さんの読んできた小説の知識の積み重ねや、良い文章を書こうとする努力が文章にも表れているんだろうなあ。
こんな文章を書きたい!と思うけれど、すぐに凝った文章や語彙力を上げていくのは難しい。
そこで、読者さんに伝わりやすい文で文章力を上げる方法を調べてきました。
ここでいう「文章力」というのは「分かりやすい文章を書く力」としています。すぐ実践できる点でも「小説の書き方」というより「文章の書き方」に寄っています。ご了承ください。
筆者が文章に関してご教授できる立場でないので、ネットの力を使っています。ユルシテ…
まず「文章力」をアップするメリットをお伝えしたいと思います!
分かりやすい小説のメリット
・手っ取り早く実践できる
これが一番だと思います。すぐに実践して使えるテクニックです。
「人に伝えるため」に小説を書いているので、伝わる文章を書くのに損はありませんよね!
・気軽に読める
読者さんの年齢によっては、複雑な表現の小説は難しくて手に取りづらいと思われます。
誰にでも読んでほしい!を目指す時にオススメです。
・すらすら読める
あまり時間をかけずに小説が読める。気軽に読める小説といえます。
小説を最後まで読んでほしい時に有効ですね。
・長編も続けて読める
次の話も続けて読んでもらえると思います。
唐突に豆知識:長編の文章ページに「←もどる」「つづき→」などのリンクを置くのをオススメします。一覧に戻ることなくリズムよく長編を読めます。
文章力を上げるコツ
・文章を簡潔に区切りましょう。
・曖昧な言葉でなく、具体的な言葉で書きましょう。
この二点を意識するだけで大丈夫です。例文を作ってみました。
×「私は朝起きて、カーテンを開けて、顔を洗った。着替えた後に、卵焼きなどの朝ご飯を食べた。卵焼きはまあまあ甘かった」
○「私は朝方に目を覚ました。起き上がってカーテンを開くと、晴れやかな青空が広がっている。私の感情は天気に左右されやすい。気分よく洗面台で顔を洗って、普段着に着替えた。いつもシンプルなTシャツにジーンズを履いている。食卓に着くと、テーブルの上を眺めた。朝ご飯は卵焼きと味噌汁、白ご飯だ。置いてあった箸を取って「いただきます」と手を合わせた。手始めに卵焼きをかじるとほんのり甘い味が口の中に広がった」
文章を分かりやすく区切るのはもちろん、
元となる文章に、具体的な文章をどんどん付け足していくイメージでしょうか…。
何度か読み直して、文章を見直すのも大切ですね…!
比較文を書いてみて思いました。私、全然実践できている気がしません…。これから頑張ります。
行動している人物にスポットを当てて、「私」はどんな寝起き?「私」はどんな服に着替えた?などの疑問を解消する言葉を付け足していくと
読者さんがより状況をイメージしやすいと思います。
まとめ
文章力アップ!に捉われすぎると、「自分が好きに書いていた文章って下手なのかな…?」とつらくなるので
そこまで気にせず自己流で大丈夫だと思います。あくまで参考程度に、自分ありきの創作活動ですよ!