夢小説を楽しもう!

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夢小説を読む人、書く人に向けた情報ブログです。

【無料】WordPressで夢小説サイトを作ろう⑥ 最終回

長らくお待たせいたしました。 最終回では「フッターの修正、メニューの作り方とメールフォーム、拍手のプラグイン導入&お役立ちプラグイン紹介」をさせて頂きます!色々詰めすぎましたね!!!

サンプルで作ったサイトも公開しています。 名前変換がうまく出来ると思うので よければ見ていってくださいね~(ほぼ放置しています) 2020/06/12 サンプルサイトを削除しました。

フッターの修正

まずフッターの削除から copyrightを削除したいんですよね…。いまさらながら、夢小説サイト(二次創作)ならば、著作権保護の対象にはならないと判断しております。(著作権は作者様にありますよね)

親テーマから、FTPでfooter.phpをもってきて、中身を少し変更します。

get_template_part( 'template-parts/footer/footer-copy' );

//get_template_part( 'template-parts/footer/footer-copy' );

スラッシュを2つ追加して無効にしましょう。

そして、FTPで子テーマの「/wp-content/themes/ystandard-child」のところに放り込めば、フッターが消えます。

div class="container"

といっても、こちらの記載の下から色々書いていけば、フッターをカスタマイズできるので、メニューにするなり自由です! お試しあれ!

メニューの作り方

メニューが無い!

多分、前回の記事のまんまだとこんな状態なので、メニューを追加しましょう。

「外観」→「メニュー」から

メニュー名を決めて「メニューを作成」

そして、必要な固定ページを選択し、「メニューに追加」を選択。

「#2(タイトルなし)」はTOPページなので、名前を変更しておいて…順番も変えたり… グローバルナビゲーションにチェックをつけて、右下の「メニューを保存」でOK!

メニューでたよ!

メールフォーム

wordpress界隈で有名な「Contact Form 7」をインストールします。

インストール、有効化したら「お問い合わせ」が左のメニューに表示されます。

お問い合わせの中身はこんな感じ。右のショートコードを固定ページ内、投稿内に入れるだけで お問い合わせフォームが貼れちゃうんですよ。

サンプルで入っていたフォームの中身も見ます。

必要最低限の機能となっています。 メールアドレスを必須でなくしたい場合、「email※」の「※」を取ればOKです。

「メール」タブを見ると、 登録したメアドが表示されていると思います。 お問い合わせが来たら、自動的にメールが送付されます。 (受信するメアドを変えたかったら、「送信先」を変更すればOK)

プラグイン内でオススメされている「Flamingo」をいれるのも便利ですよ~

「Contact Form 7」だけだと、メールでメッセージが届くだけなので、 メッセージをwordpressに保存したい場合、「Flamingo」が必要です。 是非是非入れてみて損はないですよ!

拍手のプラグイン

・まろやかWEB拍手

オススメです。規約を読んだ上で使用させていただきましょう。

maroyaka.xyz

サイト内の解説に沿えばすぐに設置できます! 設定をいじれば「いいね!」みたいなボタンにできますし メッセージが来た場合など、条件によってメール通知も可能です。 ありがたやですね。

おすすめのプラグイン

・Count Per Day アクセス解析してくれます。

・Search Regex 文字の置換を一気にやってくれます

この記事内で説明するのが大変なので興味のある方は調べてみてください!

あとがき

かっ飛ばしながら最終回を迎えました。 ここまで読んでくださった夢好きの方、有難うございました! (他にもおすすめのプラグインなどあればお教え下さい!)

前回記事 【無料】WordPressで夢小説サイトを作ろう⑤ - 夢小説を楽しもう!

マンダラートでネタ作りしよう

ネタ作りに使えそうなマンダラートで
夢小説のストーリーを考えてみました。

マンダラートとは?

マンダラートは、発想法の一種。紙などに9つのマスを用意し、それを埋めていくという作業ルールを設けることにより、アイデアを整理・外化し、思考を深めていくことができる。
wikiより引用

実際にやってみた

まず中央のマスから連想できることを周りの8マスに書いていきましょう。
中央のマスには、「おうちデート」とします。

こんな感じに周りを書き、
周りの8つのマスから派生する何かしらを
新たに9マス周りに書いていき、埋めています。

関連する言葉を書いていったり、矢印をひいたり、〇をつけてこれはやろう~など好き勝手書き込んでいます。
(なにかルールを決めて書くより、好き勝手にやりたい派です)
大体のストーリーがこれで思い浮かびました。

ストーリー

・考えたストーリー

おうちデート(夏休みの課題の勉強会)→休憩、おみやげは手作りスイーツ→部屋の物色、(ベッドなど)いいムード→そこに誰か入ってくる、びっくり→自重しながら勉強再開、今度は夢主の部屋でデートしよう。


まとめ 普段プロットを書かない人間なので、(行き当たりばったり)
こういった方法でネタ探し、ストーリーを簡単に思いつけるものなんだと
新鮮な気持ちになりました。みなさんもぜひお試しあれ~


ちなみにこちら、最初にノートに書いたやつです。ごちゃごちゃしてます。
これをもとに、上にある画像にしました。


さいきんのゆめライフ 2020年4月号

皆様いかがお過ごしでしょうか。…お元気でしょうか。 のんびりペースで、頑張りすぎずに過ごしましょうね。 好きな事、…例えば素敵夢小説を満喫するなどして、英気を養いましょう! 私も素敵夢を見たら、感想を送って満足しています。 そうです、こういう時こそ感想を送るべきではないでしょうか…!

そんなこんなで3月後半から今月にかけて、サイトの更新を頑張ったなあと思います。 時間があるなら何かしないとな、とPCに向き合った結果でしょう。 (あまり自分を急かすのもよくないかもしれませんが…)

サイトの更新を頑張ったらサーチの更新申請をかけがちです。(私だけでしょうか) おかげでサイトの訪問者数が増えるので、それで自己肯定感を得る荒業。 ※乱発はおすすめしません。

あとはサイトを、感想を送って頂いたらついでに作品をリクエストできる形にしてみました。 期間限定でないことや、頻繁に感想を頂くサイトではないので、のんびり構えられるかなと。 どうなるやらと見守ってやってください。

やってみたい!と思ったら是非ともサイトに導入してみてくださいね。 「あかん!全然感想が来ない!企画倒れや!」となったら問い合わせよりSOSをかけて下さい。レスキューに行きます。

こちらより問い合わせへ(レスキューに時間がかかるかもしれませんがご了承ください) ↓

forms.gle

感想企画についての感想

感想企画、再始動。のっそりペースで感想を送付中です。

keine380.wixsite.com

感想書きに行きます企画をどういう経緯ではじめたのか、企画中に思ったことなどエッセイ風にしておおくりします。 (ストックの中に埋もれていたのは内緒)

ツイッターで何回も言ってることも書いてますが、ご了承ください。

~~~

 サイトに感想をあまり貰えていなかった、と思う。原因を思い浮かべてみる。私は自分の文章がめちゃくちゃに好きなのだが、人にとっては文章に魅力がなかったのかもしれない。自分の気が向いた時だけ更新していたせいかもしれない。長い間更新していなかった長編をやっと完結させた時も感想ゼロは当たり前だった。(拍手やメールフォームの受信箱を何度も確認しては「マジかー」とつぶやいていた)

 この現状が嫌で感想が来るようにとサイトデザインを見直したり、感想くれたらリクエスト夢書くよ!という欲が駄々洩れの企画をやけになりながら始めたこともある。結果は大体爆死で終わった。(企画については、一人応募があった。応募してもらった方にはありがとうしかない。)

 もう燃え尽きはじめた私は、感想をもらうより送ってみよう、という考えに至った。私と同じように「感想こない つらい」と検索したりするほど困ってる人に感想を送りたい。夢を書くモチベーションをあげてもらいたい。その後、送った感想に返事を貰えたら嬉しいだろうなあ、と想像した。この時は見返りを期待していた。

 参加してもらったサイトさんに感想を送る、「感想を書きに行きます企画」をやろうと思った。ネーミングセンスはない。ぱっと分かる名前でよい。

 思い立ったら行動する人間なので、サイト、ツイッターのアカウントを用意した。そして、いざ開始してみるも、応募はゼロだった。その頃は夢垢でフォロワーさんとまったく交流もせず、自分の妄想を垂れ流すだけだった。当然、人脈もない。拡散できる環境が(※ただし色んな知り合いのいるアカウントに限る)ないと、拡散できないんだなあ、と学ぶことが出来た。「そりゃ、そうじゃ」とオーキド博士が合いの手をいれてくれる。

 また企画倒れで終わるのか、と笑い泣きしたくなった時に、告知ツイートがバズり始めていた。運よく、いつの間にか夢小説書きさんの間で広めてくれたようだ。拡散して頂いた方々に感謝している間に、参加応募は瞬く間に増え、毎日感想を書く日々が始まった。

(1週間以内に送るくらいでいいだろう、と思っていたらそうはいかない量の応募が来たので、1か月以内に送付に変更した。参加応募が落ち着いた今でも1か月でなんとか送付できる状況である)

 感想はもらっても、一時的に満たされるだけだ、というサイトの管理人なりの実感があったので、できるだけ長い文章で送ろうと努めていた。思い出した時に眺めて、元気が出るような感想になれば良い。それと感想内では、全肯定するのも心掛けていた。褒め殺す。

 感想企画を続ける内に、いろんなキャラクターを知った。(自分の知ってるジャンルだけで規制するのも、参加者さんが減るだろうなという思いから私が原作を知らない夢でもOKとしていた)この原作知っていたら、私このキャラに惚れるだろうなあと考えるのも楽しかった。  それに、原作を知らない事を悔やむくらい小説の実力の高い方もいた。原作を少し予習してから夢を読んだとはいえ、知識ゼロの人間をここまで引き付けられるのは凄い。

 参加された方の中には、モチベーションをあげたい方はもちろん、人から見た評価が欲しい方もおられた。「感想を力にして夢小説を書くのを頑張りたい」というコメントも見てにっこり。結果的にそうなっていればいいな。企画を通して夢女子の方々のパワーを与えられていれば幸い。

 時には感想に返事がないと届いてないのか不安になったり、どう思ったんだろうな…とヒヤヒヤしていたが、恩着せがましく見返りを要求するのはよくない事にも気づいた。お届け物を送ったら、それで良いのである。これは誰かに親切にした時にもいえると思う。

 企画を続けていくうちに、感想くる、こないに固執しすぎなくてもいいのでは?という考えが生まれた。感想を送る企画の主催が何を言ってるんだ。私もそう思う。でも、感想こない=人から見てつまらないサイトなんだと苦しまずに済むには、人からの評価を断ち切るのが一番。「感想がこなくても、自己満足でやっていくのが一番だよね」という事に気づいたのだ。自分のための夢小説、夢創作なのだから、感想に一喜一憂しても仕方ない。この企画の褒め感想(応募すれば必ずもらえる!)から、自分一人で続けていける自信を持ってもらえたらベストである。

 最後に、今頃とってあった感想を見返してみれば、連載当初は更新すれば嬉しい感想をもらえていたのが確認できた。続けて話を更新さえすれば感想は来るのだろう。「自分の気が向いた時だけ更新していたから」が問題だったんだな。でも、仕方ない。苦しんで夢小説を書きたくない。書きたいときだけ書いて、楽しい夢創作がしたいから、もういいんだ。昔の迷走していた私よ、今の私はこう思っている。

夢書きさんアンケをまとめました part2

前回のアンケートの記事をたくさんの方にご覧いただきました。 有難うございます! 今回「part2」では夢小説を書く上で「参考にしているもの」「悩み」をまとめさせて頂きました。ご覧ください。

※注意 (回答頂いた文章を分かりやすくするため、文字を削ってお伝えしている場合もございます。回答は、「だ」「である」調(常体)に統一させて頂きました。ご了承ください。) (ブログに記載していない回答もございますが、カウントさせていただいています。)

小説を書く上で参考にしているものなどあれば教えて下さい。

任意回答の質問でした。回答一覧はこちら!

参考になる、好きな作家(小説)(16) 単語、類語、類義語辞書(11) 原作、原作関連資料(8) 技術書、サイト(7) 参考になる、好きな作家(漫画)(2) その他(8)

1件の回答は「その他」にまとめさせて頂きました。 最後にそれぞれのご回答を紹介いたします。

回答が多かった順に詳細にご紹介していこうと思います。

参考になる、好きな作家(小説):16人

プロの小説や、夢小説も含んだ回答です。 ちなみに夢小説は16人中、5人の方に回答頂いています。

・自分以外の方の夢小説を読むとインスピレーションがわくので詰まった時は読む様にしている

―見ていると自分の夢小説の参考になりますし、私も何か書こうかな!と、気力が湧いてきますよね。

・好きな書き手さんの作品をひたすら読み込む。別ジャンルでも読ませて頂いている。

―好みの書き手さんの作品。どうやったらその素敵な文章が書けるのか、じっくり読んでしまいますよね。別ジャンルでも!という所に書き手さんへの愛が感じられます。

・様々な小説作家を満遍なく勉強している。
・私が好きで通うサイトさんは少なからず全て参考にしていると思う。

―素敵な小説それぞれの良い所が混ざり合ってそれが自己流になっていくようなイメージが浮かびました…!素敵です!

イヤミス小説(後味が悪く、嫌な気持ちで終わるミステリー作品)

―シリアス系の小説を書くのに参考になりそうです!それにミステリー小説ならば、トリックなど文章で説明するのが難しそうなので、小説技術のアップにも役立ちそうです。

他にも回答を頂いています。ありがとうございます!

・エモい文章を書かれる方の文章をまねる。読み込む。
・他の方が書かれた文章(商業、個人問わず)
・その時々に好きな作家の小説など
・自分の好きな夢小説作者さんの雰囲気
・好きな作家の文章
・好きな作家の本
・同じように夢小説書いてる所を参考にしてます。
・ネット連載小説、漫画など
・他の作家さんの小説等
・三人称地の文を得意としているのでそういった作家さんの作品を読むことが多い。
・読んだ作品。文章全般。

単語、類語辞書:11人

「この語句の他の言い方はないのか…」など文章を書く際にはやはり辞書!(アナログやデジタル、webなどいろいろ)たくさんの方が重宝しています!

・電子辞書。例えば「怒り」という単語ひとつにも「憤怒」「激怒」など別の表現がある。表現を変えることによってくどくならないようにしたり、意図的に幼稚っぽくならないようにしたり。それに自身の語彙力が上がる。電子辞書から作品のタイトルやお題が見つかることもある。

―「作品のタイトル、お題が見つかることも」は目から鱗です!それ意識して単語など探すのも楽しいですね!

・似たような言い回しが続いてしまう場合は違う言い換えができないかネットで検索することがある ・読んでいてわからない単語は検索でガンガン調べる。 ・Weblio類語辞典。他に言い回しが出てこないときの強い味方。

―わからない言葉があったらまずは検索で探しちゃいますよね。大体検索上位を占めているのは「Weblio辞書」「Weblio類語辞典」さん。私も重宝してます。

日本語表現インフォ、連想類語辞典
便利サイトまとめ

回答で紹介頂いたページも紹介しておきます。
weblio類語辞典 類語辞典・シソーラス・対義語 - Weblio辞書
ネットで「嬉しい 類語」などで検索すると ほぼトップで出てくるのがweblioさん。すぐ検索したい時に便利です…!

【日本語表現インフォ】 日本語表現インフォ(小説の言葉集):ピンとくる描写が見つかる辞典
感情、感覚、それ以外にも暮らし、風景、食べ物についての表現、描写を紹介されています。 膨大なデータ量にびっくり。

【連想類語辞典 連想類語辞典: 日本語シソーラス

「連想類語辞典」はこんなときに役立ちます ・もっと的確な言い回しを見つけたいとき ・言い換えが可能な違う言葉を見つけたいとき ・単調な文章になってしまったなーと感じたとき ・ある言葉から連想される言葉を知りたいとき
サイトから引用させて頂きました。まさにそのまま、それ。お試しあれ。



【用例jp】 用例.jp - 例文検索エンジン
夢界隈でおすすめされていたwebツールもご紹介します。 例えば「嗚咽」という名詞をどう地の文にいれようかなという時、どう使うか見られるwebツールです。嗚咽する。嗚咽をこらえる。嗚咽を漏らす。嗚咽がこみあげる…。色々使い方があるのが分かりますし、実際の小説から引用した使い方も見れます。(すごい)実際に見てみてください~。

原作、原作関連資料:8人

・原作 ・なにより公式 ・原作となるアニメや漫画また原作作品に関する考察サイトなど ・場面設定集など ・原作者、あるいは制作陣のインタビュー記事や作品への言及コメントがあれば、なるべく読んで再現性を高めていきたい。

―原作を読みこむことは、自分の夢小説に世界観を馴染ませる力になりますね。

こちらは小説のリアリティを高めるのに役立つ資料について。

・最近歴史物を書きたいと思い始めたので、日本史の資料を必ず手元に置いて書いている。 ・関連書籍→歴史物なら歴史書など ・専門知識を出すときはその本を読む

―歴史書、日本史の資料。原作の為に勉強するみなさんが素敵です…!愛ですな。

・江戸モノ書きたい人はぜひ「深川江戸資料館」へ。時代物を描くときは当時の物価を調べたり、大正時代以降であれば図書館に新聞が残っているので世相感を見るのに参考にする。

―具体的な回答も頂きました!有難うございます!江戸時代の人の当時の家はどんなだったのか、それにどんな生活をしてたのかなど調べると、よりリアルな小説になりそうです!

技術書、サイト:7人

技術書、解説サイトなど、おすすめ頂いたものはリンクを貼ってお伝えしています。

技術書の場合amazonのリンクを貼っていますが、 特にアフィリエイト的(まったく分かっていない)なものはしていないので お気軽にご覧ください。

・文章表現サイト。技術解説サイト。 ・小説執筆支援サイトで色々な記事を読みながら原稿中のモチベーションを維持している

―技術力アップだけでなく、モチベーション維持にももってこいなのですね…!

・『小説になろう』 や『カクヨム』に投稿されている解説はよく読んでいる。三浦しをんさんが連載されていたコバルトのWebページなども参考にさせていただいた。

―プロ作家さんの解説!!すごくありがたいですね!私も読んでみて、推敲の大切さに気付きました。時間をおいてから推敲すると、直すべき箇所がかなり見つかります。(第一回のありがたいお話)

【小説を書くためのプチアドバイス by三浦しをん

http://cobalt.shueisha.co.jp/write/column-miura-shiwon/000543/cobalt.shueisha.co.jp

・ジェラールジュネットの語りの分析の本

―なんとも凄い。評価の高い本のリンクを貼っておきました。

【物語のディスクール―方法論の試み (叢書記号学的実践 (2))】 amazonへ

大沢在昌「小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない」は連載時から読んでいて、手癖で文が荒れた時には読み返している。

カクヨムでも試し読みできるようで、少し拝見させて頂きました。 分かりやすく、なるほど!と納得できる文章でした。あっ買おっ

【小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない 大沢在昌 amazonへ

カクヨムの試し読みはこちらから↓

kakuyomu.jp

・「アウトラインから書く小説再入門(K.M.ワイランド著、フィルムアート社)」「ミステリーの書き方(日本推理作家協会編著、幻冬舎)」

―紹介頂きありがとうございます!ミステリーの書き方の本まであるんですね…!

【アウトラインから書く小説再入門 K.M.ワイランド】 amazonへ

【ミステリーの書き方 日本推理作家協会amazonへ

参考になる、好きな作家(漫画):2人

・自分の中でのヒロイン像(かわいいと思う女の子像)を鍛える目的で古今の少女漫画、恋愛小説を定期的に読んだりする。

―いいですよね…!性格のかわいらしいヒロイン、応援したくなるヒロイン。少女漫画を勉強すれば学べることが出来ますね。(「花野井くんと恋の病」のヒロインさんもとても素敵でかわいい子です…お勧めです…(?))

その他:1件のご回答

実体験 ・自分の経験・実体験を参考にすることがある。細かく書けるところが良い。現実では悔しい思いをしたことでも空想(夢小説)の中で憂さ晴らしが出来る(笑)

―分かります。実体験ならば、詳しく書けちゃいますよね。それがより小説のリアルさにつながる!憂さ晴らしで作者さんのデトックスですよ!

出会った人々 ・今まで出会った友人、先生等。

―出会った方々にいろんなアドバイスをいただいたのでしょうか。 それか、リアルでの会話が、小説の会話作りに役立ちますよね。友達キャラを登場させるのにも。なるほどです。

メモ 自分でメモっておいてあるキャラの口癖表

―キャラへの愛が詰まっています。

読んでいて好きな表現法に出会ったら分析して覚えておく、苦手と感じたものも法則を見つけて使用を避ける。

―苦手なものを頑張るよりも、好きを伸ばすのが一番ですよね!

好きな作家の映画

―映画を見るだけでなく、小説に活かす。素晴らしいです。映画のワンシーンも小説にするとこんな感じになるかな、と自分で書いてみるのもよさそうですね。自分の解釈で書く映画の小説。表には出せないけれど、面白そう。

表現の幅が広がりそうなものは何でも参考にしている

―勉強家さん!夢小説への熱意が強いなあ。

Webツール 字数カウントサイト・誤字脱字チェッカー

―これは良きツールですね。字数カウントは私も利用しています。これだけ書いたったぞー!と満足感に繋がります。誤字脱字チェッカーも利用してみたい!

素材サイト

―素材サイト…。webページのテンプレート配布サイトか、お題配布サイトか。お題配布サイトさんは、ネタがつまったり、インスピレーションが湧かない時に通ってた思い出があります。いいですよね…。

読み返したら自分語りばかりになってしまいました。お許しを。

さて、次は

文章を書く上で悩みがありますか?

の回答をご紹介します。こちらも任意回答。 あるあるが多すぎて、読んでて頷くだけの人になっていました。 お悩み一覧はこちら

お悩みのまとめ

書くことについて 長編、長文を書くのが苦手、書けない(5)  書くのが遅い(5)  書けない(3)  完結させられない(3)  形にならない(1)  書くのがしんどい(2)  継続力(1)  書き始めるまでが難しい(1)  分かりやすい小説を書きたい、難しい文章になっていないか(2)
技術について 似たような表現、描写が多い(4)  ストーリーの収拾をつけること(2)  起承転結が難しい(2)  〇人称視点を書くのが難しい(2)  視点をまとめるのが難しい(1)  書く際の視点をどうするか(1)  漢字、ひらがなについて(1)  何度読み直しても誤字脱字がある(1)  文のつなげ方(1)  特定の語が多い(1)  添削に時間がかかる(1)
語彙について 語彙力不足(5)  言語化が難しい(3)
自分の文章について うまく書けない(5)
キャラクターについて キャラクターへの葛藤(2)  キャラクターを掘り下げるとライトな読み物でなくなる(1)  口調について(1)
夢小説を書いた後 読んでほしいものの閲覧数が伸びない(1)  感想が来ないとモチベーションが下がる(1)  ネガティブな感想がきたら…(1)
ネタについて ネタが浮かばない(2)
その他 自分が書かないと作品が生まれない(1)  夢主がオリキャラであると…(1)  完結していない原作沿い小説を書くと、設定や関係性に悩む(1)  自分の表現で誰かを傷つけていないか(1)  文中の言葉が古くさいといわれる(1)  夢主をいつも殺してしまう(1)  既婚者、恋人のいるキャラクターの夢を書いている(1)  性癖が独特すぎて同担に読んでもらえない(1)  眠いと書けない(1)

お次は詳細な回答をカテゴリ分けして、多い順に並べて紹介していきます。

書くことについてのお悩み

長編、長文を書くのが苦手、書けない
・長編が書けない
・中編及びシリーズ、オムニバスを好んで書くため長編を書けない(途中で自分自身の気力がなくなり凍結してしまう)
・長文が苦手
・字数が少ない。短編書きなので長編が続かない

書くのが遅い ・遅筆。「こんな話書きたいな」と思いついたから書き上がるまで1年越し(SSでも)のことがままあるので。
・スピードが遅い
・遅筆。特に最近はリアルに追われて満足に書けていない
・執筆スピードが遅いこと。書きたい数が多いとそれだけ頭の中が渋滞する。
・書くのが遅い

書けない
・最近とんと書いてない。
・最近筆が進まない。
・たまにくるスランプ期

完結させられない
・書き上げれない!書きたい事は出てくるけど完結までガス欠になり、書けなくなる事が多々ある。
・書き終わらないこと。高校大学の時は荒削りで知識や表現の甘いところがあっても勢いがあってちゃんと着地して、今読み返しても我ながら面白い。学生の時は集中力も気力もあるので、学生さんは技術とか気にしたい人はすればいいけど気にしないならとにかく書きまくって欲しい。
・完結させられない

形にならない
・頭の中で完結してしまい形にならなくなってしまうことがままある

書くのがしんどい
・文字数が増えていく、考えている話を形にしようとするとどうしても話のボリュームが嵩むので体力気力がしんどい
・裏を書く時にかなり頭を使うのでしんどい。

継続力
・継続力。筆がならないと書けない

書き始めるまでが難しい
・一度書き始めてしまえばわりとすいすい最後まで書けるのだが、書き始めるまでがものすごく腰が重くてどうにかしたい。書きたくないわけではなくてやる気もあるのにかなり気合を入れないと始められないタイプ。

分かりやすい小説を書きたい、難しい文章になっていないか
・自由気ままに読みたい物を書いているので、読み手側にはあまり優しくない夢小説だなと思っている。もう少し優しい言葉や分かりやすく心理描写などが書けるようになりたい。群像劇ばかりになってしまうので、もっと登場人物に踏み込んだ話も書きたい。
・自分の文章が他の人にとって読みにくいものになっていないか悩む


技術についてのお悩み

似たような表現、描写が多い
・特定のシチュエーション下での描写や表現が一辺倒になってしまうと筆が止まるくせがあり、躓くことが多い。
・似たような表現ばかりになってしまう。
・同じような表現になりがち。展開なども自分の好みを突き詰めていくとどうしても似たようなものになってしまうことがある。
・萌えを重視した結果ワンパターンになりがちなこと

ストーリーの収拾をつけること
・話の着地点を見失う
・主人公がしたいことと私がしたいことは別、ということを混同してしまいがちなのでその点はとても気をつけています。でも主人公が走りすぎると見る側が置いていかれてしまうのである程度の筋書きはやはり必要だなと暴れ回った収拾をつけながら毎度思う。

起承転結が難しい
・起承転結がない。
・起承転結が苦手

〇人称視点を書くのが難しい
・一人称地の文は難しいと感じる。
・第三者視点で話をかけない事

視点をまとめるのが難しい
・一つの話のなかで一人称視点で描写したいと同時に三人称視点でも描写したい場面がよくあるので、うまくまとめるのにかなり時間がかかってしまう。

書く際の視点をどうするか
・特に悩んでいるのは 「視点」。たとえば夢主の単一視点で書くと、夢主が認知できないことや、夢主不在の場面は書けないし、かといって多視点にすると、統一感がない気がする。主語が多くなりがちなのも、なんだかスッキリしない。更新停止していた長編を久々に再開しようとしたら、視点がめちゃくちゃで大規模修正が必要に……なんてこともよくある。書くたびに違和感をおぼえるというか、それくらい曖昧で、自分のなかに確固たる基準がない。ちなみに、自分が読み手のときは「お相手の一人称」が好きなのだが、それが最も書きづらくて悲しい……。

漢字、ひらがなについて
・漢字を開く(ひらがなにする)か。また、それを揃えるか。

誤字脱字がある
・何度読み返してもそのたびに誤字脱字があるのは何故なのか

文のつなげ方
・文の繋げ方に悩む。「」のあとの一文とか、シーンを変えるときとか、継ぎ接ぎ跡が目立ってしまって、何かいい方法はないかなぁと思っている。

話のつなげ方
書きたい場面がまばらにあって、それをどうやって矛盾なく話を繋げるか悩む。それで結構時間をくったりすることもある。御都合主義が嫌いなわけではないが、自然な流れを意識してしまいます。創作は『いかに嘘を上手くつくか』だと思っている。漫画家の冨樫義博先生のことを「嘘をつくのがうまい」と表現して褒めている方がいたので、そこからこう思うようになった。

特定の語が多い
・接続語(しかし、さらに等)や指事語(これ、その等)が多い

添削に時間がかかる
・表現を詰め込み過ぎてくどくなってしまう為、チェックや添削にかなり時間がかかってしまう


語彙について

語彙力不足
・語彙がない。
・言い回し、語彙力不足
・地の文を書くにはやはり、語彙力を問われるので毎度ながら悩む。
・語彙力に乏しいので使いたい表現がなかなか生まれないこと。
・表現のバリエーション、語彙の少なさ

言語化が難しい
・イメージに文章が追いつかない……
・書きたい空気感・雰囲気があっても、言語化するのが難しい
・伝えたい内容に合う言葉を見つけられない


自分の文章について

うまく書けない
・自分の文章に無味乾燥な印象を受ける。
・自分の文章がひどくつまらなく感じる
・なんでこんなに書いてて文才ない…!?と思うこと(笑)
・読み返すと下手でへこむ。
・うまく書けなくて常に悩む


キャラクターについて

キャラクターへの葛藤
・こういうキャラが見たい!という気持ちと、このキャラはそんなことしないだろ〜っていう自分が常に戦っている。
・書いている途中で『これは本当に○○(キャラ名)なのか? 自作品の何かと被っていないか? ○○でやる必要はあるのか?』と延々自問自答してしまい最終的に何もわからねえとなりながらサイトへアップするしかなく、更新後は死ぬほど不安になる事。

キャラクターを掘り下げるとライトな読み物でなくなる
・キャラクターの個性を掘り下げようとすると、ライトな読み物ではなくなる

口調について
・キャラの口調が分からなくなることがある


夢小説を書いた後

読んでほしいものの閲覧数が伸びない
・読んで欲しいものほど閲覧数が伸びず、逆に落書きほど評価される。贅沢だがやっぱり凹む。

感想が来ないとモチベーションが下がる
・感想が来ないとモチベーションが下がってしまうこと。評価を気にして何度もpixivのブクマ数を確認してしまう

ネガティブな感想がきたら…
・「このキャラはそんなこと言わない」とかネガティブな感想が来たらへこむなあと怯みつつ、「じゃあお前の好きな話をお前が好きなように書いてくれ」って内心開き直っている。


ネタについて

ネタが浮かばない
・原作の性格を重視しすぎてネタが思いつかないこと
・ネタが浮かんで欲しい時に浮かんでこない


その他

・自分が書かないと作品が生まれないこと

・原作沿いの作品を作ると、原作が終わるまで夢主の設定を変更することが出来ない。終わりが見えない分、夢主の立ち位置や関係が確定できない。

・夢主のキャラが濃いため、他者が投影するということはほとんどできないと思う。なので、オリキャラと称しているが、夢主=オリキャラは二次オリだという意見も少なくない。しかし、恋愛描写があるため、二次オリには受け入れがたいと思われる。それらのことが悩み。

・私のこの表現や設定は、もしかしたら差別を含んでいるのでは……と考えてしまう。

・文章中で使う言葉が古くさいと言われがち。最近頑張って現代のライトノベルに出てくる言葉を使うようにしている。

・夢主をいつも殺してしまう……

・自分が赦されたい気持ちで既婚者や恋人がいる男の夢小説を書いているがたまに「これやってていいのかなぁ」という気持ちにさせられる

・同担を増やしたいのに性癖が独特すぎて同担には読んでもらえないこと

・眠いと書けない


数々のお悩みを吐き出していただきありがとうございます。 みなさんのお悩みが解決することを願っています。 頑張りすぎずに、日々精進しましょうね。

…以上となります!

私もまとめていて、ブログ記事にこんなのあればいいな!が浮かんできました。これにもありがとうございます。

例えば、戦国、江戸、明治、大正に推しがいる夢女さんたちに向けて、それぞれの時代についての資料の紹介など出来たらいいなあ~!などなど。

こうご期待!

さいきんのゆめライフ 2020年3月号

最近、暖かくなったり寒くなったりで、気温の変化が激しいですね。体調不良に陥りやすいと思われます。お体にご自愛くださいね。

雑記とは

アンケートpart2、まとめ中です。ただ、まとめ下手です。 時間がかかっております。

ブログもちょこちょこ更新していきたい為、 閑話ですが、私の夢創作についての近況もお伝えしていこうと思います。 (実録長編完結への道もそんな感じですが、進捗があればお伝えしますね(進捗ゼロです…))

ここから雑記

いつもストックが多すぎる

小説を書いている途中で今日はもう書けないなーと置いたままのものが多いです。 波に乗ればががっと書けるのですが、 「アッもう書けない!私は疲れた!」となると一気に書けなくなります。 その日の調子なども関係しているのでしょうか。集中の持続法を調べてみようかしら。 ゾーンに入るには…。(とあるバスケ漫画でゾーンを知った人)

ストックの活用法?

中にはもう当分更新しないな…というストックもあったので、 サイト内にちょっとした倉庫ページを作って、ストックをばばーんと載せました。あわよくば小ネタ程度に見てもらえるかなと。 ストックの整理にもなりましたし、整理の中で「あ、この話ちょっと面白いな、頑張って続き書いてみるか」とノリで続きを書ききることにも成功。作品に昇華させることも出来ました。 (ページのデザインも気に入ってます。)

2月は結構更新できたんですよ

管理人、なかなかサイト内の夢小説を継続更新できない人間なのですが、 完成間近まで溜めていたストックを消化することで 2月は一週間に一回アップすることが出来ました。やったね。 私にとっての理想のペースなので。無理せず、続けていきたいもの…です…。

拍手プラグインはいいぞ

わたしの夢サイトはワードプレスを利用しているのでプラグインが使えるのですが、 拍手プラグイン「まろやかWEB拍手」(まろやかPHP様より)を使用させて頂いています。

maroyaka.xyz

小説のページに拍手ボタンを設置できるありがたいプラグインです。 (wordpressの記事でも紹介しますね…!) こちらのプラグインを使用すると、メッセージ付き拍手を頂けたり、 どの小説のページで拍手してもらえたかが確認できるのです…! そのおかげで複数ジャンルの夢を載せている中でも、とあるジャンルの拍手数が多いのが分かりました。待ってるひとがいるならがんばろっ、という気持ちが湧きますね! ワードプレスの夢サイトさんは是非導入してみてはいかがでしょうか…!

そんなこんなで雑記はここまで、次こそアンケートのまとめをアップしますね…!

夢書きさんアンケをまとめました part1

年も明け、はや2月。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さてさて、年末から公開を始めた「夢小説作家さんへのアンケート」ですが、67名の方からご回答頂きました。たくさん回答頂けて嬉しい…。 現在もアンケートを公開していますが、1月31日までに回答頂いたデータをまとめて記事にさせていただきました。

アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!

この度は記事を2回に分けて、回答を紹介させていただきます。 たくさん回答を頂いたので、分けよう!と、この記事を作る際に即座に決めました。

part1では 「夢小説を書き始めて何年ですか?」 「夢小説を書く上で重視していることを教えて下さい」 「夢小説を書く上でのこだわりを教えて下さい。」 の回答をご紹介いたします。

夢小説を書き始めて何年ですか?

まずは「夢小説を書き始めて何年ですか?」からの回答をご紹介。

・書き始めたばかり〜2年 ・3年〜5年 ・6年〜9年 ・10年以上 から選んで回答頂きました。

グラフを見るに一番多いのは「10年以上」夢を書かれている方でした。ベテランの夢作家さんですね。 次点で「3年〜5年」の方、その次は「6年〜9年」で、一番少ないのは「書き始めたばかり〜2年」の方でした。

夢小説を書く上で重視していることを教えて下さい

「夢小説を書く上で重視していることを教えて下さい」では、 下記の項目を用意しています。

・感情の描写(文章) ・行動の描写(文章) ・書く勢い(書きやすさ・スピード) ・ストーリー(書き手の好み重視) ・ストーリー(読み手重視) ・その他

なかなか自分では項目が浮かばず、「その他」に頼ろうという魂胆で「その他」を追加しています。複数回答OKの質問でした。

結果はこちら。

・感情の描写(文章) ・ストーリー(書き手の好み重視) がダントツで多いですね。

・行動の描写(文章)もその次に多めです。

・ストーリー(読み手重視) ・書く勢い(書きやすさ・スピード) は少なめの結果でした。

「その他」でお答えいただいた回答もご紹介しますね。

・情景の描写 ・語感の良さ ・必ずひとつの話として完結させること ・ストーリーのイメージに合わせた一文の長さと漢字の量 ・文章をテンポよく読めるか ・読みやすさ ・自己投影のしやすさ ・キャラの性格 ・主人公の外見を細かく描写しないこと ・原作キャラを崩壊させない ・キャラの台詞、口調 ・自萌えできるものを書く ・イチャつかせる

「夢小説を書く上でのこだわり」に通ずる回答を頂いています。 次の内容がまさにそれなので、そちらで詳しく掘り下げようと思います。

夢小説を書く上でのこだわりを教えて下さい

こちらは必須の質問にさせて頂きました。 回答をカテゴリごとにまとめてお伝えします。

※注意 (回答頂いた文章を分かりやすくするため、文字を削ってお伝えしている場合もございます。 回答は、「だ」「である」調(常体)に統一させて頂きました。ご了承ください。)

執筆技術についてのこだわり

はじめに執筆技術に関するこだわりをご紹介します。

「自分なりに好きだな、と思った文章をイメージしながら書くが、言葉遣いではなく、句読点や区切りを意識する。セリフを地の文(会話文以外の文章)に混ぜるのか、そのまま書くのか。地の文の語り手は誰かなど細かいところも意識しながら書いている」

―こうすることによって、作者の型があらわれた作品になりそうだと思いました。作者ならではの文体…!

「書きたいことがぶれないように先に一番大事な点(一番形にしたい点)を書き出して、そこに肉付けしていくようにしている
「自分は長編を書くことが多いが、書きたい大枠の主題を決めて、そこに至るための出来事を細かくピックアップして肉付けする。あとは書きたいセリフや場面を先に書いて、後から地の文で肉付けをすることも多い

―形にしたい、伝えたい事を念頭に小説を書くと芯の通った作品になりますね!関係ないかもしれませんが、マンダラートが浮かびました。9つのマス目を書いて、中央からどんどんアイデアを発展させ、まとめていくアイデア発想法です。やってみて記事にしてみたいなあ。

頭の中で映像化・アニメーション化させて書いている。そうするとキャラの動きや周囲の状態を言語化しやすい気がする」

―具体的な文章にしやすい書き方です!読者も場面をイメージしながら読めますね。

五感の描写を書き込むことで読み手が想像しやすいようにと心がけている。原作を知らない人が読んでも小説として成り立っているかを意識している

五感(視・聴・嗅・味・触)の描写を加えると、よりリアルにイメージできます。後半は二次創作ならではのこだわり。感想企画でも、原作知識があまりない状態で読んだにもかかわらず、魅力的だった作品が多々あったなあと思い返しています。

台詞ばかり、描写ばかりにならないよう文のバランスを考えながら書く。かなり自己流の文法で書くので読み手がわかりやすいか客観的に何度も見直してから世に出す」
なるべく同じ表現を作中で何度も使わないようにする。(たとえば『歩く』という単語を一度使ったら、その後十数行は出さないようにして、『足を動かした』など別の言い方に変える)」
「文章を書く時には「~した」「~だった」と過去形が続かないようにしている

―文章のバランスをみながら書く。やはり考えながら書くのも大切ですね!

他にもたくさん貴重な回答を頂きました。

「今まで読んだ本の文体などを参考にしつつ自分の言葉で書くこと」
「小説を多く読んで好きな心情描写・背景描写・伏線を作る」
「キャラの心情を細やかに書く」「感情描写を大切にしている」
「単語を書く順番。形容詞が何に掛かっているのか。AになのかBになのか。あと、言いたいことをバーン!と頭に持ってきてインパクトを与えている。例えば「掃除をサボるなんてズルい」ではなく「ズルい。掃除をサボるなんて」といった具合に」
「誤字脱字に気を付ける」「誤字脱字、表現が酷似していないか気を付ける」
「起承転結をつける」

小説書きさんならではのこだわり

小説を書く上でのこだわりを回答頂きました。 執筆技術とはまたちょっと違うかな…?と思って分類しています。

どんな話であっても、読み手が読んで納得できる、共感はせずとも理解はできるように、話の流れや心理描写に気をつける。
「物事には可能な限り理由をつけること。むちゃくちゃでもいいので納得できる形にする」
「たとえ突拍子のない内容でも説得力がある、あるいは許容できてしまうような作品にする」
「そうなるべくしてなった、という必然性を持たせるようにしている」

―話を丸々、うまくまとめられる力かな、と思いました。作者や読者が納得できるお話にするには、やはり全体をまとめる力や執筆技術が必要ですね…!あ、あれ?執筆技術…!?

「文章は楽譜みたいなものだと思っているのでそれぞれのリズムを大切にしている。主人公によって、章によって音が変わって、それによる波がお相手に影響していく。伝わり方と伝え方をとにかく大事にしている

―抽象的でキレイな例えです。夢主、話の流れによる波がお相手の心の変化を引き起こしていく…そんな図が浮かんできました。

「プロットを細かく立てず、読者と同じように新鮮な気持ちで書くこと

―プロットを書くかそこまで書かないか、人によると思いますが、こういう考え方ができるのに「なるほど!」と思いました!読者になった気持ちで小説を読み直してみるのも、また違った見え方が出来そうです!

他にも小説を書く上で役立つ回答をたくさん頂きました!

「読者が読みやすい文章を心がけている」
「難しく考えずにまずは形にすること」
「その場の情景をなるべくリアルに感じ取って文章にする」 「ストーリーには必ず短いテーマを設定する(人間と神様の話、など)」
「あまり感情的にならないようにする」
「あまり砕けた感じにしない」
「自分は現在「作中に現実と同じお店や娯楽などが出る、存在する」所謂リアリティの強い作品の男の夢小説を主に書いているのだが、そこでの夢主に「実際の現実にあるもの」を使わせたり、お店の描写もリアルにあるものにしている。(例として、〇phoneユーザーにするなど)元々の作品とのリアルの強度を合わせるといい感じの夢小説になると思う」
「日常でこんなシーンがあったらいいな、というものを短く書き出すこと」
「連載はどうにかして完結させる。もしくは完結まで書ききってから公開する」

原作、原作キャラについて学ぶ、考える

原作ありきの二次創作…夢小説です。 回答から原作へのリスペクトが感じられます。

「公式サイトのキャラ紹介や作中での設定、原画集などを徹底的に読み込みキャラをしっかり掴む
「下調べをちゃんとする事。執筆段階での本家の設定と矛盾はないか、専門用語の意味や表記に誤りがないか
「原作を何度も読む 、作者の解釈から離れない

―公式の設定を調べて、自分の小説に反映する。素晴らしい心がけです。

原作の言葉遣いは細かく調べている。相づちだけでも「はい」なのか「うん」なのか「ああ」なのか、キャラクターによって全然違うし、語尾も然り。キャラクターの個性を考察することで原作をもっと好きになれるのも、夢書きの醍醐味のひとつだと思っている

―ちょっとした言葉遣いひとつからでも、読者は違和感を感じたりするものです。(経験談)細かなところも、こだわるのって大切ですよね…!最後のお言葉も素敵!

他にもなるほど!と唸る回答がたくさん!

「原作とあまりにも乖離した行動や発言になっていないかどうかを考える」
「キャラクターの口調を間違わないよう徹底する」
「原作のキャラにどれだけ近づけるか、キャラブレしないこと」
「歴史物、警察物は予備知識のために関連書籍を読んだり、サイトを見る」
「原作キャラをないがしろにしない」
「なるべく原作に登場する表現は踏襲する。あくまで原作世界に没入できるよう、描写していく中で違和感は排除していく」
「たとえトンデモシチュ設定や身もふたもないパロでも、キャラの台詞や空気感は自分なりに一番納得できるものにして、キャラ崩壊を防ぐ」
「原作沿いの夢小説を書いているが、原作に出てきたシーンを使う場合、原作をそのままなぞるような描写は控えている。読み手はもう場面が頭に浮かんでいるはずなので、舞台背景や行動描写は控えめにして、オリジナルの要素を増やしている。その反面、原作の印象的なセリフはそのままポーンと入れたりもする(表記揺れで、漢字を平仮名に変えたりはするが)」

夢小説ならではのこだわり

夢主・キャラの動かし方、夢主が与えるもの、夢主の名前をお相手に呼んでもらう、などなど、こちらも為になるご回答を頂いています。

「怒りや悲しみのネガティブ感情は作者の思考を投影して出来るだけ盛る。(あまり煽らないように、失笑を買わないように、やり過ぎないように)嬉しい楽しいポジティブ感情は「夢主だったら」で書く(人によって「嬉しい」の表現は違うと思うから)できる限りリアリティ重視で夢主やキャラを動かしている

―夢主、キャラを動かすことに、リアルを追求した書き方。読者に向けて書いているとも受け取れました。仰る通りで、そうすることで、よりネガティブな感情に読者が投影出来ますし、ポジティブな感情では「夢主はこういうキャラクターなんだ」と、読者が理解できそうです。

「お相手が、夢主の存在によって救われればなあと思いながら書いている。2人が結ばれるかは別として、でも「話して良かった」とか「一緒にいたから頑張れた」みたいな成果はあるようにしている

―おお素敵…!夢主の存在によってなにかしらの成果がある、というのを意識してもお話を執筆してみても楽しそうですね。頑張り屋夢主大好物人間より

「設定上、難しいものもあるが、なるべく主人公の名前を相手に呼ばせるようにする事

―こちらもにっこりしてしまいました。たしかに、名前変換後、名前をたくさん呼んでもらえると嬉しい…!

夢小説ならではの素敵なご回答ありがとうございます!

お相手キャラを大切にする

お相手のキャラクターももちろん大切ですよね。

「何より大事にしたいのが、お相手のかっこよさを引き立てること。出す以上はどのキャラクターにも愛着があるが、やっぱりお相手に一番魅力を感じてほしいので、セリフは特に気を使っている。夢主の考え方がどうしても作者のそれに似てしまうせいで、お相手に言ってほしい(言わせたい)セリフには願望が入ってしまうが、それでも「いかにも彼が言いそう」な言葉ほどニマニマできるものはないと思っている(※あくまで個人の見解)」

―お相手のかっこよさの引き立てるため、セリフに重きを置いている方のご回答。愛が詰まっています。お相手が言いそうな甘い言葉で、キュンキュンさせてください!!

相手の名前をすげ替えて口調や一人称さえ変えれば誰が相手でも成立する話は書かない
「そのキャラでやる必要ない」という感じにしないこと

―回答を頂いて、確かに…!となりました。お相手キャラだからこそのお話を書きたいものです。

「自ジャンルはアニメ化しているので、キャラのセリフを書く時に担当声優さんの声を脳内再生し、セリフに違和感がないか確かめながら書き進める

―アニメ化しているなど、声優さんがついているお相手キャラならではの書き方です。恋愛夢を書く際はにっこり必至ですね!

このキャラが恋愛する時、どう行動するだろう?というのを念頭に置いて書いている」
「恋愛夢なら夢主もキャラもどうして相手を好きになったか、どうなっていくのか、どうしていきたいのかをしっかり書くようにしている」
お相手と夢主の心象をいかに書き上げるか

―お相手が恋をしたら…思いを寄せられたら…と考察する時点で楽しいなと思いました。作者さんによって、いろんな解釈が生まれそうです!

他にもお相手キャラクターへの熱いこだわりを頂いています。

「主体はお相手キャラクターをモットーにしている」
「相手キャラクターの描写を多めにする」
「キャラクターの心理を考える」
「キャラくんへの愛を詰め込む」

夢主へのこだわり

夢主のスタイルも人それぞれ。良いところもそれぞれ。 設定ありありもよし。設定なしなしもよし。

「大前提としてうちの子(夢主)は創作者ではない。娘ないし息子という感じ。言ってしまえば、「その世界に生まれた1人の人間」として書いている。世界観に根を張ると言えば良いのか…なので、夢主の両親/祖父母、幼少期の出来事などは細かく最初に設定を練る。夢主を作っていく上で、彼女彼らの考えること/行動する理由は一体どこから来ているのかを必ず自分の中で定義する。時間をかけて練るが、小説自体が設定集にならないように気をつけている」

―こちらは夢主を、一人の人間として設定しておられる方の回答。世界観に馴染む設定の仕方です。

「ヒロイン(夢主)に設定もりもりにする事はないが、そうは言っても『なぜキャラはこの子を好きになったのか?』がなければ私は書けないタイプ+読み手の方にも納得して頂けないのではないかと思うので、ここが良いor可愛い所! を必ず一つは決めて書くようにしている

―理由があるのって大切ですよね。納得することで、夢主への理解を深められますし、自己投影もしやすそう。愛着も湧きますね!

リアリティーのために、夢主のバックグラウンドに作者の経験を織り込む
「自分の考えを夢主に言わせる」

―作者の考えや経験を夢主へ組み込む。分かる。私も結構やっています。自分の考えを夢主にいれて読者に共感してもらえたらいいなとやっている派です。

「夢主はお相手の多様な一面を描くための存在として機能させる

―こちらもなるほど!となる回答。お相手のいろんな一面…魅力を引き出すための夢主、というのも良いですね!

他にもたくさん夢主へのこだわりを頂きました!

「夢主の性格と個性に原因や理由付けをする」
「夢主に共感しにくい個性や思考を設定しない」
「主人公の設定を突飛なものにしすぎない」
「夢主という存在の影響をキャラ描写に含める」
「夢主はその作品で当たり前のように存在するように立ち位置を考えている」
「夢主が夢主としてきちんと小説の中で生きられるような確固たる精神の軸を作る」
「夢主の行動や思考はオリ主でもそうでなくとも、理解できない部分が生じないものにして「あーなんかわかるわーわかる部分あるわー」くらいの、バーナム効果的なゆるい共感が得られるだろう設定をつける。」
「夢主にキャラクターとしての個性をあまりつけない。(職場の設定とか家族構成とか過去とか……)単に好みの話だが、キャラが主役として見える話が好きなので、夢主が目立つ設定にはあまりしない。あと夢主視点の話が多いので、その分設定を盛るとバランスが崩れるので余計にあまり個性を出さないように書いている」

読者が自己投影しやすいように

読者の自己投影しやすさに重きをおいている方もたくさんおられました。

読み手が自己投影しやすいように、夢主の外見描写もなるべく避けている。書いたとしても、「細い指」とか「すべらかな肌」とか抽象的かつありふれた表現までで留める。夢主の設定自体が伏線になるときは書かざるをえないので、まったく書かないというわけでもないが、ある程度は読む側の想像に任せたいと思っている
「主人公の容姿などに対してイメージがあるかどうかは読み手の方によって異なると考えている。なので、どなたに読んでいただく場合でも(読んでいて引っかかる部分という意味での)ノイズが一番少なくなるようにとの意図から、主人公の身体的描写を極力削ぎ落として書くように意識している。etc髪の長さや瞳の色や服装、特徴のようなものを書かない。白い肌や細い指先といった書き手が主人公の女の子に望むものは書いてしまうこともある」
「主人公そのものの描写(見た目など)は極力入れない」
「夢主の容貌性格はぼやかしている」
「自己投影をされる方もいると思うので夢主の外見の描写はほとんどしない。生い立ちなどは作中で小出しにする。」
「自己投影しやすいように夢主の容姿に言及しない」

―夢主の容姿の描写をなるべく書かないようにしている、といった回答をたくさん頂きました。 書いたとしても指や肌といった、あまり容姿に関係ない部分にして、自己投影の妨げにならないよう気を付けている方もいらっしゃいました。

「登場人物の立ち位置を頭上から見下ろし、または登場人物側からみた相手の表情を想像し、思い浮かべ、読み手がまるで夢主になったようになれるような、入り込めるような文章を書くことを心がけている

―自己投影しやすいように文章からこだわっている方もいらっしゃいました。まるで自分がキャラクターと話しているよう、想像しながら読み進められるお話だとかなり自己投影しやすいのでしょうね!

〇〇したい!がこだわり

楽しみたい、こういうのが読みたい…などなど「これがしたい!」「これが好き!」を大切にされるのも大切ですよね!自分の気持ちに正直なのはよいことです!

自分が読みたい夢小説を書くこと。書いているときが楽しいし、完成したときの達成感も良い。自分で読み返したときに「もっと夢小説を書こう!」と次への意欲が湧きます。更に、自分が読みたい夢を、他の人が読んでくれた喜びも味わえる。「これで良いんだ!」と自信に繋がる」

―楽しんで夢小説を書かれていることが伝わる回答です!自分の読みたいものを書いて、自分で満足、読者が読んだことによりさらに自信につながる…。良い連鎖です!

「既婚の男の夢オタクを長年やっているが、とにかく自分がやりたいようにやることを心がけている。相手がいても気にしない!!夢小説は自己の救済であり赦しなので、自分が救われるように、赦されたい気持ちでやっている」

―推しキャラが誰かを好きだったり、恋人持ちだったり既婚だったりすることもありますよね…。それでも夢小説なら自分の思うように妄想できる…!と私も思います。お互いやりたいようにやって推しとの夢を書いていきましょう!

他にも〇〇したい!という熱い思いを頂いています!

「自分の書きたい事を書くのがまず第一で、そこにどの人ならば、それに合うのかと落とし込んでいく」
「自分が読みたいものを自分で書く」「自分好みのものを書く」
「自分の読みたいものを書く」「自分が書きたいものを書く」
「自分が楽しんで書くこと」「自分の萌えに忠実であること」

最後にこういった回答も頂いたので紹介させてください。

「自分が書きたいもの、読みたいもの、好きなものを書いているので特に思いつかない。昔は何かとこだわりを持っていたがスランプに陥りやすかったので最近は気楽に書こうと思って書いている」

なにかとこだわりすぎると、こだわりに縛られ、スランプになることも。そういう事もありますよね。現在この方は自分の「やりたい」をつめこんで、気を楽にして夢創作を楽しまれているようで素敵だな!と思いました。

こちらで紹介させて頂いた回答を見て、「参考にしてみたい」「やってみたい!」と思うものもあったと思います。そう思っていただけたら、私も嬉しいです!(回答をまとめただけの人ですが)

ただ、こだわりに縛られすぎると、書くのがしんどくなる場合もあるので 「必ずこうしないと…」と視野がせまくならないように注意いただけたら幸いです。 楽しんでなんぼの夢小説!ですもんね!

私も小説の技術をあげたいので、頂いた回答を参考にちょこちょこ頑張っていこうと思います!みなさん回答頂きありがとうございます…!

ということでpart1はここまで! 夢小説を書く上での「参考にしているもの」「悩み」は、part2でお伝えします! ぜひお楽しみに!

part2はこちらからご覧ください。 yumeinfo.hatenablog.com