夢小説を楽しもう!

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夢小説を読む人、書く人に向けた情報ブログです。

感想企画についての感想

感想企画、再始動。のっそりペースで感想を送付中です。

keine380.wixsite.com

感想書きに行きます企画をどういう経緯ではじめたのか、企画中に思ったことなどエッセイ風にしておおくりします。 (ストックの中に埋もれていたのは内緒)

ツイッターで何回も言ってることも書いてますが、ご了承ください。

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 サイトに感想をあまり貰えていなかった、と思う。原因を思い浮かべてみる。私は自分の文章がめちゃくちゃに好きなのだが、人にとっては文章に魅力がなかったのかもしれない。自分の気が向いた時だけ更新していたせいかもしれない。長い間更新していなかった長編をやっと完結させた時も感想ゼロは当たり前だった。(拍手やメールフォームの受信箱を何度も確認しては「マジかー」とつぶやいていた)

 この現状が嫌で感想が来るようにとサイトデザインを見直したり、感想くれたらリクエスト夢書くよ!という欲が駄々洩れの企画をやけになりながら始めたこともある。結果は大体爆死で終わった。(企画については、一人応募があった。応募してもらった方にはありがとうしかない。)

 もう燃え尽きはじめた私は、感想をもらうより送ってみよう、という考えに至った。私と同じように「感想こない つらい」と検索したりするほど困ってる人に感想を送りたい。夢を書くモチベーションをあげてもらいたい。その後、送った感想に返事を貰えたら嬉しいだろうなあ、と想像した。この時は見返りを期待していた。

 参加してもらったサイトさんに感想を送る、「感想を書きに行きます企画」をやろうと思った。ネーミングセンスはない。ぱっと分かる名前でよい。

 思い立ったら行動する人間なので、サイト、ツイッターのアカウントを用意した。そして、いざ開始してみるも、応募はゼロだった。その頃は夢垢でフォロワーさんとまったく交流もせず、自分の妄想を垂れ流すだけだった。当然、人脈もない。拡散できる環境が(※ただし色んな知り合いのいるアカウントに限る)ないと、拡散できないんだなあ、と学ぶことが出来た。「そりゃ、そうじゃ」とオーキド博士が合いの手をいれてくれる。

 また企画倒れで終わるのか、と笑い泣きしたくなった時に、告知ツイートがバズり始めていた。運よく、いつの間にか夢小説書きさんの間で広めてくれたようだ。拡散して頂いた方々に感謝している間に、参加応募は瞬く間に増え、毎日感想を書く日々が始まった。

(1週間以内に送るくらいでいいだろう、と思っていたらそうはいかない量の応募が来たので、1か月以内に送付に変更した。参加応募が落ち着いた今でも1か月でなんとか送付できる状況である)

 感想はもらっても、一時的に満たされるだけだ、というサイトの管理人なりの実感があったので、できるだけ長い文章で送ろうと努めていた。思い出した時に眺めて、元気が出るような感想になれば良い。それと感想内では、全肯定するのも心掛けていた。褒め殺す。

 感想企画を続ける内に、いろんなキャラクターを知った。(自分の知ってるジャンルだけで規制するのも、参加者さんが減るだろうなという思いから私が原作を知らない夢でもOKとしていた)この原作知っていたら、私このキャラに惚れるだろうなあと考えるのも楽しかった。  それに、原作を知らない事を悔やむくらい小説の実力の高い方もいた。原作を少し予習してから夢を読んだとはいえ、知識ゼロの人間をここまで引き付けられるのは凄い。

 参加された方の中には、モチベーションをあげたい方はもちろん、人から見た評価が欲しい方もおられた。「感想を力にして夢小説を書くのを頑張りたい」というコメントも見てにっこり。結果的にそうなっていればいいな。企画を通して夢女子の方々のパワーを与えられていれば幸い。

 時には感想に返事がないと届いてないのか不安になったり、どう思ったんだろうな…とヒヤヒヤしていたが、恩着せがましく見返りを要求するのはよくない事にも気づいた。お届け物を送ったら、それで良いのである。これは誰かに親切にした時にもいえると思う。

 企画を続けていくうちに、感想くる、こないに固執しすぎなくてもいいのでは?という考えが生まれた。感想を送る企画の主催が何を言ってるんだ。私もそう思う。でも、感想こない=人から見てつまらないサイトなんだと苦しまずに済むには、人からの評価を断ち切るのが一番。「感想がこなくても、自己満足でやっていくのが一番だよね」という事に気づいたのだ。自分のための夢小説、夢創作なのだから、感想に一喜一憂しても仕方ない。この企画の褒め感想(応募すれば必ずもらえる!)から、自分一人で続けていける自信を持ってもらえたらベストである。

 最後に、今頃とってあった感想を見返してみれば、連載当初は更新すれば嬉しい感想をもらえていたのが確認できた。続けて話を更新さえすれば感想は来るのだろう。「自分の気が向いた時だけ更新していたから」が問題だったんだな。でも、仕方ない。苦しんで夢小説を書きたくない。書きたいときだけ書いて、楽しい夢創作がしたいから、もういいんだ。昔の迷走していた私よ、今の私はこう思っている。